こんにちは、講師の石山です
暦の上では秋も深まっている頃ということですが、 近所の空き地に赤とんぼがたくさんスイスイと飛んでいて、 秋の訪れを実感しています
さて、本日6月生水曜日・11時-13時のクラスでは、 カウンセリング理論・療法について、前半ではゲシュタルト療法を、後半では特性因子理論について、学んで戴きました。
“ゲシュタルト”はドイツ語で“全体”とか“統合”を表します。 聞き慣れない言葉なので、初めて聞くと難しく思えるでしょうか
簡単に言うと「ド」とか「レ」とか、単体ではただの音符なのが、 繋がると一連のメロディーとして知覚される、ということ。
「ド」や「レ」だけに注目して必死になってしがみついていると、 物事が見えなくなって、凝り固まったりしてしまうわけですね
授業では、演習を通してゲシュタルトを体感して戴きました。
未完成の図形を、何とか完成させようと、皆さん悪戦苦闘
こんな時は、文章作成の技法やチェアテクニックなどの技法で、 自分の思い込みや発想の固着に気づき、転換を図りましょう
DVDにて、パールズのゲシュタルト療法を目にする機会もありますので、 楽しみにしていて下さいね
そして特性因子理論は、個人差研究・個人心理学が源流です。
特性については、パーソナリティを学んだ時に詳しくご理解戴き、 プロフィールについての知識も定着しましたので、すんなりと 納得して戴けたと思います
実践では、今までより少し長めの時間をとって、
カウンセリングに取り組んで戴きました。
今までの授業内で対話分析・質問向上プログラムをこなし、 着実にスキルアップを図ってきただけあって、本日の実践は、 最初の頃に比べますと、皆さん飛躍的に伸びていましたよ
いよいよカウンセリングも形が出来てきましたので、 今後がますます楽しみになりました
この調子で頑張って参りましょうね。