元教師による支援局 「新任教師へ」

2016.05.07

教え子が新任教師になりました! 

今年の4月、8年前の卒業生が中学校の国語の教師になりました。

この生徒は、中学生の頃から、将来は国語の教師になりたいと言っていた子で、その夢を叶えたのです。

当時は小柄で、子どもっぽく「先生、先生」といって私の側に来ては、おしゃべりをしていく生徒で、国語は好きで努力もしていたものの本気だとは思わず、私も気軽に
 「あら、そう。頑張ってね。」
と軽い調子で言っていたものでした。


中3の時に漢字テストの集計表にコメント(「国語の先生になる夢が実現するといいね。頑張ってね。」というような内容)を書いたものを、今でも大切にしてくれていて、先日会ったときに「僕の宝物だ。」と言ってくました。

教師冥利に尽きるなと感慨深いものがありますが、同時に教師の言葉は生徒の心に大きな影響を与えるものだということを、改めて痛感しました。

地元を離れて、一人立ち。前途が少し心配ですが、彼の頑張りに期待しています。

新任教師の方々へ、ちょっとしたアドバイスです。

新任教師として、中学校に赴任した初日、彼から早速メールが届きました。

「朝の7時から20時まで、仕事。疲れた~。」

”何を言っているんだ。新学期の初めに20時に帰宅できるなんて、いいほうだ。
近くの中学校の職員室の灯りは、22時30分過ぎてもまだ赤々と点いてるよ。”と内心思ったが、これからもこのような状況は暫く続くでしょう。

この多忙な生活に慣れるまでは、まだまだ時間がかかるでしょうが、夢と理想をもって就いた仕事なので、頑張ってほしいと思います。

わからないことや困ったことなどは、上司や先輩に相談して一人で抱え込まないことです。

やるべき事(特に事務処理は煩雑)が多いので、まずは、時間の使い方を少しずつ考えてみるといいと思います。

私は、ほとんど家に仕事を持ち帰らず、職場で終わらせていました。

結婚当初、家で教材研究をする私を見た夫が、「仕事は職場でするもの、時間を上手く使えばできるよ。」と言ったことから、私も時間の使い方を考えるようになりました。

授業の合間の10分間の休み時間でも、漢字10問テストの採点をしていましたし、学期末では、通知表の所見を合間をみては少しずつ書いていました。

「先生はみんながお茶を飲んで、休んでいるときも、何かしら仕事をしていますね。」とよく言われましたが、慣れると全く苦ではありません。

同僚の先生方とのおしゃべりも手は動かしながら(大切な話はきちんと聞きますが)という具合で、集中してやるときとゆったりした気分のときとメリハリを付けてやっていました。

明日に回さず、その日のことはその日のうちに処理する気持ちが大切だと思います。

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