子育て奮闘記 ー親の言葉ー

2016.07.20

ハートフルライフカウンセラー学院スタッフの  斉藤由佳です。

今日は、親の言葉 のおはなしです。

子育てをしていて、『褒め育て』が良いという話しをよく耳にします。
確かに、褒められると自己肯定感やモチベーションも上がります。
ですが、子供の将来を案じて『あれがダメ、これがダメ』『もっとこうなってほしい』など親がアドバイスをしてしてしまいたくもなります。
褒めた方が良いとわかっていても、褒めれなかったり、また普段の何気ない会話で子供を特定してしまうこともあります。

これは私が実際体験してきたおはなしです。
私には二つ下の弟がいます。
大人になってからは、お互いの良さがわかり仲良くなりましたが、子供の時は本当に仲の悪い姉弟でした。
ケンカが絶えず母親は大変だったと思います。

そして、周りの私達の評価が『弟は優しいけど、お姉さんは優しくない』というものでした。

両親はもちろんのこと、親戚、ご近所と『弟は優しい、お姉さんは優しくない』と言われ続けました。
でもそのことを叱られたというわけではなく、まわりの評価がそうだったということです。
ですから、ことあるごとに『女の子なんだから、もっと優しくしなさい』と言われて育ちました。

子供ですから、そのことに傷ついたことはないのですが、でも自然に自分のことを『私は優しくないんだ』と考えるようになりました。


子供であった私は、『冷たくしよう』と思っていたのか?
また『意地悪をしよう』とか『弟を落とし込もう』と思っていたのかといえば、全然そんなことはありません。
大人の目から見て、私は勝気な女の子に映っていたのかもしれません。

ですから、両親はもっと優しい女の子に育って欲しいという思いから『もっと優しくしなさい』と私に話していたんだと思います。
でも、自分で勝気になろうと思って勝気な性格になったわけでもなく。
また、何が優しくって何が優しくないかの定義もわかりません。
自分でそうしようと思ったわけではなく、気がつけばそうなっていた… ということです。

『私のどこが優しくないのだろ~?』と答えを探していたことを、今でもよく覚えています。
私の中では、弟に腹を立てる理由も 譲れない理由もちゃんとあったのです。
ですが両親は『お姉さんなんだから、女の子なんだから もっと…』と『優しい女の子』に育つよう躾けてくれていたのだと思いますが、両親の思いとは裏腹に私は、『私は優しくないんだ』と思い込んでいく結果となりました。

自分では自覚のなかった『私は優しくない』が、いつの間にか『私は優しくない女の子だ』という自分の考えになっていたのでした。

この経験から、親の言葉が子供の考えになることもあるだろうと思い、耳触りの良い言葉をかけるよう心がけています。

兄弟

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