摂食障害克服記 (第三十七回目) 【大学1年3月 – 引越し】

2016.07.18

ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ、鳥沙ゆきこです。
 
今回は、私の摂食障害が治っていく過程で、大きな影響があったと考えられる出来事、「引越し」をしたことについてです。

 
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大学1年の終わりに、事情があって当時住んでいた家を出なければならなくなりました。
家族はこの事態にショックを受けていましたが、私は引越しすることで、今までの自分を捨てて、新しく生まれ変われる気がしていました。
 
期待を感じ、新しい家探しにも積極的でした。
 
そして、「自分のことを誰も知らない所に行きたい」「今まで生活してきた場所から抜け出したい」という気持ちが強くあり、出身地である東京から遠く離れたいと思いました。
 
父の会社や弟の学校、母の意向などを考慮し、結局は隣の駅に引越しすることになり、私としては少し不満はありましたが、心の傷を受けた場所から離れられること自体、心に安らぎが生まれました。
 
家庭、友人、小中学校にまつわる嫌な過去を忘れ、人生の再スタートができるような明るい気持ちになったのです。
 
摂食障害を克服していくには、ストレスをなくすことが大切です。
 
患者によっては、見慣れたものや景色がストレスになっていることがあります。
 
嫌な過去を思い出すきっかけになるからです。
 
私を含め、そこから離れることで気持ちが楽になり、心機一転する摂食障害患者も多いようです。
 
私の場合、偶然「引越し」というチャンスにめぐまれましたが、引越しに限らず、ストレスを軽減できるような環境への変化は、精神的に安定をもたらし、それが食行動にプラスに働くことがあります。
 
私も引越し以降、食に関するこだわりが更に和らぎ柔軟さが増すなどの影響があり、克服に向かう大きな良いきっかけとなりました。
 
 
ここまで「摂食障害克服記」をお読みいただき、ありがとうございました。

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