摂食障害克服記 (第三十三回目) 【大学1年 8月 – 趣味から得たもの 】

2016.06.20

ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ、鳥沙ゆきこです。
今回は、パン屋でアルバイトを始めた頃に夢中になっていた趣味と、そこから良い影響を得られたことについてです。
 
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拒食症で体は飢餓状態になり、自分が食べるわけでもないのに料理をしたり、レストランに行けば、ずっと食べ物の写真が付いているメニュー表を眺めていたりするなど、頭の中はいつも食べ物のことでいっぱいでした。

 

そのため、前回のブログで、アルバイトも食に関係する所を希望し、パン屋でアルバイトを始めたことを書きましたが、この頃 新しく趣味ができました
それは、「パン屋巡り」です。

 

色々なパン屋を訪れ、パンの種類を見てきたり、実際商品を買ってきて食べ、味の感想などをノートにまとめる等していました。

 

「アルバイト先でも役に立つかもしれないから」と考えて始めた趣味でしたが、本当は「パンを食べたい」という気持ちが強く、理由づけすることで罪悪感をなくして大好きなパンを食べることができたのです。

 

「パン屋巡り」の趣味をしているときは、ネガティブな感情はほとんどなく、ストレス解消・気分転換にもなると感じていました。

 

そして、同じアルバイト先の仲間にも自分が訪れたパン屋の話しをしてみたり、逆に美味しかったパン屋さんを教えてもらって、次に実際行ってみたりと、趣味を楽しんでいました。

 

また、自分の話しを聞いてくれ同じ話題で楽しめるアルバイト先での仲間の存在も大きく、人間関係に恵まれたこと、一方アルバイトの仕事面でも大きなミスなく取り組めていたことも重なり、この時期は精神状態が落ち着き、少しずつ自信をつけることができるようになってきました。

 

初めは親に反対され、自分でも多少の不安を感じめたアルバイトでしたが、それが趣味につながり、趣味が仲間とのより良いコミュニケーションツールになったことは、とても良い経験になったと感じています。
「時間を楽しめるようになった」という実感は当時の自分にとって、とても嬉しいことでした。
 
今回も「摂食障害克服記」をお読みいただき、ありがとうございました。
「摂食障害克服記」は毎週更新していきます。
よろしくお願い致します。

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