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摂食障害克服記 (第三十五回目) 【大学1年 12月 – 糖尿病の祖父に会って】

2016.07.04

ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ、鳥沙ゆきこです。

今回は、摂食障害の私に、当時 糖尿病と闘っていた祖父が励ましの言葉をかけてくれたときの話しです。

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大学1年の冬休みに入って、私は母と弟と一緒に福島県にある母の実家に行きました。

当時、母方の祖父は糖尿病で入退院を繰り返していたため、その祖父のお見舞いが一番の目的でした。

祖父は食事療法とインスリン注射による治療をしていましたが、手のしびれや体のだるさがひどい様子でした。

症状も治療法も摂食障害とは異なりますが、「病気と闘っている」という点は同じで、お互い、辛さや苦しさを理解し合えているような気がしていました

私達が母の実家を訪れたときは、祖父は自宅療養中でしたが、ほとんど外に出ずに部屋で横たわっている祖父の様子を目にすると 心配と同時にショックを受けました。

きっとことのきも体調は良くなかったのだろうと思いますが、拒食症で以前より食事量が減りやせ細っている私に祖父はたくさん励ましの言葉をかけてくれました。

「胃が調子悪いときは無理して食べなくていいよ」

「お散歩は気分が晴れるから、時間があるときするといいよ」

「今苦しいと思うけど、少しずつでも良くなっていくよ」 など、

私を想って話してくれ、とても嬉しかったことをよく覚えています。

私を励ましながらも、祖父が自分自身に言い聞かせているのだろうと感じられる言葉もあり、祖父から大きな勇気をもらえました

元々物静かで口数が少ない祖父でしたが、時間をかけて話してくれ、 今までで一番祖父とたくさん会話した機会でした。

祖父の優しさを感じられ、感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

私は当時、自分のことを「人から愛されないダメな人間」と考えていたため、このように人から自分のことを大切に想ってくれていると感じられると、涙が出るほど有り難く嬉しかったです。

そして、同時に自分のことを見つめ直すこととなり、摂食障害克服に向けて気持ちを改めることができました

「痩せていなくても自分を受け入れてくれる人がいる」と思うことができると、「食べる」ことに関してのこだわりが消えました

すると、その間はカロリーを気にしたり、罪悪感を感じずに自然に食べることができるようになるのです。

 

今回も「摂食障害克服記」をお読みいただき、ありがとうございました。

「摂食障害克服記」は毎週更新していきます。

よろしくお願い致します。

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