部下や友人の相談に乗るときの注意点

2012.08.23

認知行動療法で高い実績を誇る ハートフルライフカウンセラー学院

本日は、人の話を聞くときの注意点についてをお話しいたします。

皆さんは、防衛機制の一つ「合理化」と言うものをご存知でしょうか?

…まあ、このブログを見ている方なら、ご存知の人の方が多いかもしれませんね。

これは、葛藤や罪悪感を伴う言動を正当化するために社会的に承認されそうな理由付けを行う試みのことです。

即ち、「自分に言い訳をする」と言うことです。

…まあ、普通だったらここでイソップ童話の「酸っぱいブドウ」の話が出てくるのですが…。

折角なので今回は、ある会社の例をとって説明いたしましょう。

ここは、小さな玩具メーカー。

ここで働いている職員さん…そうですね。仮に、Aさんとしましょう。

Aさんは、とても有能な会社員。

人事を担当しているため、色々な相談も受けます。

ある日Aさんは、会社の職員Cさんから、相談を受けました。

その内容は、「同僚Xの仕事のやり方が遅くて大変。何とかしてくれないだろうか?」

と言う相談でした。

それを聞いたAさん。

「Xさんの能力に問題があるのかな?」

「いや、仕事の流れに問題有るところがあるんじゃないかな?」

…と思いました。

けど、実際に職場に言って様子を伺っても、

特にXさんに仕事上悪いところは見当たりません。

勿論、仕事のシステムに問題があるようにも見えません。

「おかしいな…。」

そう思ってAさん、職場の人に色々と話を聞いてみました。

そうしたら、有ることが分かりました。

相談に来たCさん、実は最近奥さんと離婚したそうです。

逆にXさんは、新婚さん。いつも奥さんとののろけ話をしているようです。

…ここまで来て、ピンと来た方もいらっしゃると思います。

そう。

Cさんは、Xさんに対して「妬み」の感情を持っていた…と言うことです。

それが、Cさんの中では無意識の内に、「合理化」され、相談と言う形で表現をしていたという訳です。

さて、ここまでの話を聞いた方なら分かると思いますが…。

Cさんに相談をされた瞬間に、もしAさんが、

「それだったら、○○と言うシステムを使うのはどう?かなり仕事の効率があがるよ。」とか、

「なら、課長に言って人を増やしてもらえばいいじゃないか。」と言うように、

いわゆる「アドバイス」をしてしまった場合、どうなったでしょう?

…これだと結局、Cさんは「Aさんは自分のことを全然わかってない!」と思ってしまうと思います。

…では、どうすればいいかなのですが…。

答えは、人から悩みを聞くときにはとにかく「聴く」こと。

もっと言ってしまえば、言葉の意味よりも、それが表現しようとしている感情の動きに目を向けることです。

アドバイス自体は悪いわけではありませんが、相手が必ずしもそれを求めているかは、しっかりと話を聞かないと分からないことが多いです。

なので、表面的な言葉より、その裏にあるものを読み取るように心がければ、きっと周りから信頼される方になれると思います。

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