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お役立ちコラム

うつ病

うつ病とは、気分障害ともいわれ、心のエネルギーが低下し、「憂うつな気分が抜けない」、「何もやる気になれない」などの状態になる病気である。

日本人の約15人に一人が経験する可能性があるといわれており、近年は急増している。
うつ病で一年間に約100万人の方医療機関にかかっている。
しかし、うつ病患者のうち、4人に3人は通院していないとの調査結果がある。


1.なりやすい性格
まじめで几帳面、責任感が強い人がかかりやすいといわれている。
年齢、職業などに関係がない。
男性よりも女性の方が比率は高


2.症状
うつ病の症状は4領域に現れる。

【1】気分の症状
・抑うつな気分。
・不安、緊張、悲哀、焦燥感、イライラなど負の感情

【2】行動の症状
・意欲低下、集中力低下
・消極的
・活動量は減る
・ぐずぐずして物事を先延ばしにする
・周囲に助けを求められず、自分一人でかかえこんでしまう

【3】思考の症状
・些細なことにこだわる
・いつかでもくよくよ考える
・自分が悪いと考える
・悲観的な考えから抜け出せない
・自殺念慮,自殺企図

【4】身体の症状
・全身倦怠感
・不眠、睡眠障害
・頭痛、肩こり
・口が乾く

うつ状態では、上記の思考・気分・行動が悪循環を繰り返している。
この悪循環を、うつ病スパイラルもしくは、バットスパイラルと呼んでいる。
バッドスパイラルを抜け出させるのは、思考と行動の変更です。
思考と行動をコントロールする方法の一つとして認知行動療法がある。
認知行動療法については下記治療について記載。
なお詳細はこちらをクリックしてご覧ください

3.原因
うつ病の原因は解明されていないが、ストレス状態になった際に、発症すると考えられている。
ストレス原因は大きく分けて2つ。
・病気、災害、死別、離別、就職、転職、出産などの大きな出来事
・人間関係、仕事、勉強などの日頃の積み重ね

4.治療方法
治療は、心理療法、薬物療法、環境療法がある。
【1】心理療法
心理療法は、認知行動療法が効果的である。
認知行動療法は世界的に効果が実証されており、日本においても厚生労働省が効果を認めている。
医師、看護師が行った場合は、保険診療として医療機関で行うこともある。
【2】薬物治療
薬物治療としては、SSRIが有名である。
SSRIは、脳内のセロトニンを吸収しにくくし、脳内にセロトニンを残すようにし症状緩和に役立てる。
セロトニンは、神経伝達物質の一つであり、心の安定を図る物質である。
【3】環境療法
十分な休養をとる。
睡眠は一日6-8時間。

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