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思い込みをなくし、良好な人間関係をつくる術

誰にでも好き嫌いがあります。
八方美人の人でも苦手な相手はいるでしょう。

人の脳はわずか7秒で相手を判断するといわれています。

良好な人間関係

1.7秒で相手を判断
結婚を決めた理由で、「ひと目惚れ」とか「直感で決めた」、「ビビッときた」とかいうことを、時折耳にしますが、出会った瞬間に脳が働いて「好ましい人だ。」ということになったと考えられます。
好きなタイプ、嫌いなタイプは過去の経験や事前の情報などが脳にインプットされて、それが無意識のうちに影響を与えているのです。

わずか7秒で好きか、嫌いかを判断してしまう。

7秒で人を判断してしまうことは、自分の思い込みによるもので、その思い込みが誤解をまねくことにつながるのです。

電車に乗った瞬間、目が合う人がいます。
どこの誰とも何も知らない人なのに、感じがいいな、とか逆に何となく嫌な感じを受けることがあります。

また、友人に紹介されて、初対面の人とあいさつを交わすときも、無意識に好き嫌いの感情を覚えた経験はありませんか?
結婚の相手を紹介されて、「何か自分のタイプではない。」と会った瞬間に思ったことはありませんか?

何か嫌だなと感じると、その後の良好な人間関係を築くことが難しくなります。

職場でも新入社員として会社の上司に会った瞬間、冷たく、厳しそうな人だと判断してしまうと、不安や困惑した気持ちが生まれ、上司の方も、「今年の新入社員は自信がないのか、はっきり意見を言わないダメなやつだ。」と思うようになり、コミュニケーションがうまくとれなくなります。

子育てでも、親は「この子は、小さい頃から賢く、勉強がよくできる。私立校を受験したいと思っているに違いない。」と思い込んでいたら、子どもは「今までの友だちと離れたくないので、私立校受験は考えていない。やる気があればどこの学校でも頑張れる。」と考えていた、ということもあります。

自分の思い込みに気づくことで、よりよい人間関係がつくれます。

2.思い込みが作られる要因
思い込みは、経験から作られていきます。
生きている中で、様々な経験をしているわけですが、その経験がすべて自分の考えの基になり、思い込みとなっていきます。
小さいときに怒られた経験があり、その怒った相手を怖い人として脳にインプットされると、同じような容姿の方はイコール怖い人となり、初めて会ったその時から、怖い、苦手、嫌いなどの負の感情が起こってきます。
考えの基は中核信念ともいい、自身の考えの基となります。
日常では当たり前と思いすぎて、自身特有の考えであっても、『一般的』『常識的』『普通』と考え、気が付かないこともあります。

3.自分の思い込みに気づく
自分の思い込みに気づくには
【1】常に、相手の立場に立って、感じ、考えようとする態度を保つようにすること。
【2】自分の「ものの見方」「考え方」を意識すること。
どういうタイプの人を好ましく思い、どういうタイプが嫌いなのかという点について把握し、他者に対する誤解を防ぐこと。
【3】言葉を発する際に、『一般的』『常識的』『普通』『やっぱり』という言葉を使っていないか検証してみる。

嫌だな、相性が悪いなと思っても、いい関係を築かなければならない状況のとき、「これは自分の思い込みなのかもしれない。相手の立場に立って考えてみよう。」という意識をもつことで、気持ちも楽になり、相手の自分への接し方も変わってくるはずです。


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