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自分の気持ちを上手に伝えるテクニック ~アサーション~

コミュニケーションの最中に、
「言ったら気分を悪くしてしまうかな」と思い、自分の気持ちを飲み込んだり、
自分の気持ちを主張しすぎて、友達との関係がぎくしゃくしてしまうことはありませんか。


「自分の気持ちを上手く表現できたらいいのに」
と感じたときに活用できるテクニック「アサーション」をご紹介します。

アサーションとは、自分の気持ちもはっきり伝えるけれども、相手にも配慮するという、自己主張方法の一形態です。

アサーション

1.自己主張方法
自己主張方法としては、
(1) 自己主張をする自己中心的
(2)他者を重んじる他者中心的
(3)自他ともに調和を図るアサーション
の3つの形態があります。

(1)は自分の意見を重んじて主張する形態です。

自分はすっきりしますが、周囲に不満をもたらす場合があります。
(2)は相手の意見を尊重し、自分の気持ちは抑える形態です。

自分の意見を言っていないにも関わらす、自分の気持ちに配慮した意見が出ないと、自分のことを分かってもらえていないと不満に感じる場合があります。
(3)
は自分の意見を最初にはっきり示すものの、相手の意見も聞きながら上手に調整を取っていく形態です。




2.アサーションを使ったコミュニケーション事例

新年会シーズン。
仲良しの友達10名と新年会を開催するお店を決めます。

 

(1) 自己主張をする自己中心的・Aさん
「〇〇飯店が凄く美味しいので、〇時に予約しておきました」

 

この言葉は人によっては「決めてくれて有難い」と思えるかもしれませんが、中華料理は食傷気味という人には「自分勝手」と思われてしまう、自己中心的なもの。

(2)他者を重んじる他者中心的・Bさん

「どこにする。・・どこでもいいけど・・・(心の中で:この前、私イタリアンが好きと伝えたからきっとイタリアンだろう)」

言わなくても分かってくれるだろうと考えて、自分の気持ちを言葉で伝えなかった結果、自分の希望とは違う結果になってしまい、自分の中に不満が残る、他者中心的なもの。

 

(3)自他ともに調和を図るアサーション・Cさん
「この間、〇〇飯店の中華がおいしかったのでどうかと思いますが、いかがですか。皆さんが大丈夫なら〇〇飯店を予約しますが、どうでしょう?」

 

これがアサーションです。

 

 

3.アサーションが身に付く6つのテクニック
(1)自分の言動を意識する
自分の言葉や行動を意識し、責任を持ちます。
「言葉を尽くしていく」という心構えで臨みます。

(2)自分を好きになり、自己嫌悪や投げやりな気持ちから脱却する
「私なんて」とか、「若輩者なので」というように、ともすれば謙遜も自分を卑下することになり、自分の意見や自分の考えをないがしろにしがちです。
その考えを払拭し、まず、自分自身を好きになり、自分を大切に思うことです。

(3)自分の気持ちを明確に把握する
自分が発する言葉に、私はという言葉をつけて話し、話しの所在をはっきりさせます。

(4)敵意やへつらいなく発言する
「言葉はキャッチボール」です。
けんか腰の言葉にはけんか腰になります。
柔らかく言えば相手も柔らかく返します。


(5)自分の気持ちを適切に表現する
恥ずかしがらず、日々自分の気持ちを言葉にしていくことで、TPOに応じた適切な表現方法を身に付けていきます。

(6)積極的、能動的に相手の話を聞く
積極的に相手の気持ちを感じ、理解し、受け入れ、その人に合った言葉を尽くしながら、相手の話を聞いていきます。



TPOに合わせて、アサーションを活用し、自分の気持ちを上手にお伝えください。
自分の気持ちが上手に伝えられるようになれば、ストレスも軽減していきます。
 

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