自己を知って快適な毎日を送ろう ~自己概念~

人それぞれ顔形が異なるように、性格も十人十色。
誰一人として、全く同じ性格の人はいないと言っても過言ではないでしょう。

それでは、あなたはどんな性格ですか?明るい?真面目?おっとりしている?几帳面?大胆?繊細?頑固?自由奔放?

実は自己の性格は、周りから作られていることが多分にあるのです。
「生まれながらにして決まっているのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし自己の性格は、周りの人から言われたり、見られたりして作られているのです。

自己概念


1.自己は環境により作られる
若くして思いがけず社長に就任した人のことを考えてみましょう。
まだ経験も浅い上、周りにはお歴々がずらり。
日々感じる不安とプレッシャー。
しかし、「社長、決済を下さい」「社長、企画書が出来ました」など、「社長」と呼ばれ、業務や指示をこなすうちに、少しずつ社長としての自己認識が強まっていきます。
売上の書類を慎重にチェックするようになる。
人事に関し、じっくりと考えるようになる。
取引先との関係に、細やかな気配りをするようになる。
年齢や経験は関係なく、周りの人からの呼びかけによって、自己の立場が形成されていきます。
そしていつしか、社長としての性格や風格、立ち居振る舞いが身に付いていきます

もしあなたが、「几帳面だね」と言われていたら、「私は几帳面な性格だ」と決めていませんか。
優しいね」と言われていたら「私って優しい性格なんだ」と。
このように、自己の性格は他人の言葉に影響を受けて形成されます。
そして、自分自身、いつしかそのように振る舞うようになっているのです。

2.安定した自己を作る
「自分の性格を変えたい」と思ったら、変えることは可能です。
他人と過去は変えられませんが、自分は変えることができるのです。
自己の性格が他人の言葉でコントロールされているのなら、自分でもコントロールできるのです。
「頑固と言われて嫌だな」と思ったら、「自分は柔軟な人間と考えればいいのです。
この、自分を表す概念を心理学用語では「自己概念」と言います。
人は、「自己概念」とセルフコンセプト、セフトイメージのことであり、この自己概念と自分の経験と一致していると考えると、心は安定してきます。

例えば絵が上手い、と言われているA君がいう少年がいたとします。
A君は幼い頃から図工や美術の成績も良く、自分でも絵が上手いと考えています。
都の展覧会に応募した時は、最優秀賞に選ばれる自信がありました。
しかし結果は入賞。
自分の絵の隣には同じく入賞した同級生B君の絵。
B君は絵を描くのは好きでしたが、自分は絵は上手と思っていません。
どちらも入選という同じ結果でも、B君は入賞という結果に満足し心が安定しますが、A君は入選という結果に不満で心は不安定になるのです。
A君は、自己概念」と自分の経験とが大きくかけ離れていたため不満を抱いたのです。
しかしB君は「まあこんなものか」と、満足したのです。
同じ「入賞」という結果でも、自己の捉え方によって、心の安定感は大きく異なるのです。

自己概念」を知ることによって、自己経験を受け入れ、開かれ自己を実現しませんか。

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