解離性障害

解離性障害とは、強い葛藤に直面して圧倒されたり、それを認めることが困難な場合に、自分の心を分離する事で対処しようとする一種の心理的防衛反応。
一定期間の記憶や自分に対する認識などが意識から切り離される障害である。

「精神障害の分類と診断の手引」(DSM-Ⅳ)の診断基準では、解離性障害は下記のように分類される。

 

1.解離性健忘: 記憶に障害が起こり重要な個人的出来事が思い出せない。
2.解離性遁走: 日常生活から逃避し、過去を忘れ去って新しい同一性を装う。
3.解離性同一性障害: 通常の同一性が失われ新しい同一性にとって代わられる自分があたかも外部の傍観者であるように感じる。(かつて「多重人格障害」と呼ばれていた)
4.特定不能の解離性障害

治療としては、薬物療法心理療法が行われ、薬物療法では、うつ状態がひどい場合に抗うつ薬、不安が強いときには抗不安薬というように、症状に応じた薬を使用し、心理療法では、精神分析療法森田療法催眠療法自律訓練法など、種々な方法がとられる。

 

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