カウンセリング実践【認知行動療法 (ケースフォーミュレーション、心理教育、気分・自動思考の同定)】

【テーマ】

不快な出来事があった時の、気分・感情と考えの捉え方

 

【内容】

認知行動療法では、まずはストレスを感じた時の出来事を、ありありと思い浮かべるところから始めます。
認知行動療法では、出来事がしっかり聴けるかどうかでカウンセリングが決まると言っていいほど。ハートフルライフカウンセラー学院ならではの“アセスメントシート”に沿って、いつ、どこで、どのように、なぜストレスになったのかを、カウンセラーとクライエントが共同作業でしっかりと捉えていくのです。
この時のポイントは、来談者中心療法のカウンセリングで身につけて戴いた、傾聴の姿勢をしっかりと保つこと。今こそ、皆様がここまでの授業の中で培われたカウンセリングスキルを発揮して戴く時です。
ストレスを感じた出来事をフォーカスすることが出来たら、次にストレスの感情を明らかにして戴きます。授業の中では、「気分・感情の言葉」を的確に表すための時間も設けております。
初めての認知行動療法ですので、最初は「こんなに時間をかけるものなんですか!?」と戸惑いを覚える方もいらっしゃいますが、コツがありますので大丈夫です。
認知行動療法が出来るカウンセラーとして、今までと違うスキルを身につけて戴けるカリキュラムです。