カウンセリング実践【認知行動療法 (認知の偏り、スキーマ ーの同定、心の法則)】

【テーマ】

悪い方向に考えてしまう、認知の偏りを見つけたら

 

【内容】

「自動思考」。聞き慣れない言葉ですね。自動思考というのは、ストレスの出来事があった時に、パッと頭に浮かぶ考えのこと。

自動思考には、自分自身の心のクセが影響しています。本カリキュラムでは、自分の心の中にある思い込みを見つけて戴き、どんな心のクセが、どんな自動思考を作り出しているのかを明らかにします。
心に問題がない時、人は肯定的な考え方と否定的な考え方の両方を検討し、バランスの取れた決定や判断を下します。
心に悩みのある時は、肯定的な考え方が出来なくなり、否定的な自動思考を繰り返すバッドスパイラルにはまり込んでしまうんです。
人を悩みの状態に陥れる偏った考え方(認知)には、幾つかパターンがあります。例えば、「100点でなければ0点だ」と考える「全か無かの思考」や、「一度失恋したから、もう誰からも愛されることはない」と考える「一般化のしすぎ」など…
授業内では、毎日の暮らしの中からご自身の考え方のクセ、『不快の源』を探るための、『観察帳』の書き方もご紹介しております。
気持ち良く生活するために、日常生活でも認知行動療法を活かして戴けるカリキュラムです。