OLからの転身ストーリー【聴き上手になる方法】

2016.12.12

ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ・認知行動療法士・心理カウンセラー・メンタルトレーナーの鳥沙ゆきこです。
今回は、職場の同僚から相談を受けたときに実感した「傾聴」の効果についてです。

傾聴

 

私がOLだったある日、他の部署で働く同僚から「今度相談したいことがある」と言われ、仕事帰りに一緒に食事をしながら話しを聴くことになりました。
その同僚とは仕事で関わることはほとんどありませんでしたが、入社した時期が近かったので、社内で会うと少し雑談をしたり、退社時間が同じタイミングになると会社の最寄り駅まで一緒に帰ったりする仲でした。
それまでは、あまり深い話しをしたことがなかったので、初め相談したいと言われたときは少し驚きましたが、大切に思っている同僚だったので、彼女の気持ちを楽にしてあげたいという気持ちがありました。

このとき、私は心理学の授業で「傾聴」について学んでいました。
「授業で習った傾聴技法が活かせる」と思い、彼女に寄り添って悩みを聴いていきました。
傾聴とは、「耳・目・心を使って十分に聴くこと」「心から共感して耳を傾けること」で、傾聴技法を使って心理的援助を行っていく過程が「カウンセリング」になります
まず、傾聴は次のようなことをポイントに行います。


<傾聴の態度の3原則>
(1)受容
相手(クライアント)を無条件に肯定的に受け入れる。

(2)共感的理解
相手(クライアント)の立場になって気持ちを理解する。
ただし、同情し過ぎたりして自分を失わないこと。

(3)自己一致(純粋性)
感情とその表現が一致し、態度に裏表がないこと。

<傾聴技法の6つの基本行動>
(1)穏やかな表情で視線を合わせる、話しやすい安心した場所を提供する。

(2)うなずき・あいづち・オウム返しをして話を聴き、受容していることを表現する。

(3)
話しの中に出てきた相手(クライアント)の行動・思考・立場などの事柄について応答し、その事柄を理解していることを示す。

(4)話しの中に出てきた相手(クライアント)の感情について応答し、感情を受け入れていることを示す。

(5)話しの内容を整理し、お互いの認識合わせを行う。

(6)質問をすることで問題を掘り下げ、また、相手(クライアント)に関心があることを示す。

授業で学んだ以上の傾聴のポイントを思い出しながら、できるだけ傾聴の態度で、傾聴技法を使いながら同僚の話しに耳を傾けて聴いていきました。
同僚は、新しく入ってきた社員との関係で悩んでおり、初めはイライラしている様子でした。
私は傾聴技法を意識し話に耳を傾けて聞いていましたが、しばらくすると同僚の表情が柔らかくなってきたのが分かりました
私からアドバイスをしたわけではありませんが、同僚は落ち着きを取り戻し、自分自身で改善策を立てていました。
そして、これをきっかけに、その同僚とは更に良い関係が作れ、些細なことでも色々話してくれるようになりました
私は同僚が悩みを解消していく手助けが出来ていると感じ、とても嬉しくなりました。


傾聴スキルを身につけることで、相手と信頼関係ラポールを築けることが実感できました。
「聴き上手」になることで、相手の気持ちを楽にさせられると同時に、相手とより良い人間関係をつくっていくことが出来るのです
傾聴スキルは心理カウンセラーとしてだけでなく、日常生活の中でも活かしていけるとても価値あるスキルだと感じました。

 

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鳥紗ゆきこ


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