摂食障害克服記 (第七回目) 【高校1年 12月 – 体力低下の実感】

2015.12.14

ハートフルライフカウンセラー学院のスタッフ、鳥沙ゆきこです。

今回は、痩せによる体力の低下についてです。

高校1年の夏、拒食が始まり、それから体が痩せていっても高校1年の秋までは、ダイエットのため運動したり、よく動き回っても特に問題はありませんでした。

しかし、体重が30kg半ばまで落ちた頃、それまでと同じように体を動かせなくなってしまいました

体がだるく通学が辛くなりました。

私は自宅から高校まで、電車1本、徒歩20分の道のりで通っていましたが、この通学までの道のりが、まるで山登りをしているように感じていました。

駅の階段を上ることが一番厳しく、一度に上りきることができずに中間で立ち止まり休むことが必要でした。

階段を上りきった後は動悸が激しく、息が切れて、体が重く感じました。

今まで何の問題もなく通学していたのが痩せによる体力低下のため困難になってきたのです

そして、体育の時間でも自分の体力低下を実感することとなりました。

例えば、ウォーミングアップで行う校庭1週のランニングで他のクラスメイトに追いつけなくなっていきました。

一生懸命 走っていても、どうしてもスピートキープすることができず、どんどん抜かされていきました。

心配そうに目を向けてくれるクラスメイトもいましたが、いつも周りより遅れをとって走り終わるのが とても恥ずかしく、今まで出来ていたことが次第に出来なくなっていることに劣等感を感じました

このように体力の変化が顕著に表れ、思うように体を動かせなくなりましたが、学校は平日毎日のこと、精神的にも辛い日々でした。

しかし、それでも体力をつけるために栄養を取ろうとは思えず、むしろ「もっと痩せなければ」と食事を拒みダイエットを続けていきました
摂食障害 劣等感
今回も「摂食障害克服記」をお読みいただき、ありがとうございました。

今後も毎週更新していきます。
よろしくお願い致します。

 

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