ストレスコーピング

ストレスコーピングとは、個人のストレス対処行動のこと。
ストレスと上手く付き合うためには、ストレスの種類に合わせたストレス対処法を取ることが必要です。
心身の健康を維持するためにも、ストレスコーピングを正しく身につけ、日々の生活で活用してみましょう。

ストレスコーピングは4種類
(1)刺激に対するコーピング
ストレス発生の根源である刺激(ストレッサー)を明確にし、除去・軽減を図るための方法
(2)評価に対するコーピング
非論理的思考を論理的な思考に置き換え、ストレスを生まないようにする方法
(3)反応に対するコーピング
顕在化したストレス反応に対処していくための方法
(4)社会的支援というコーピング
他人の力を借りてストレスに対処していくための支援

事例A:評価に対するコーピング
〇事例1
非論理的思考
「私は誰にでも親切にして、皆から好かれなければならない」

論理的思考
「誰にでも親切にすることは望ましいし、好かれるに越したことはないが、すべての人に親切にし、全員から好かれるとは限らない。好いてくれる人も居れば、そうでない人も居るだろう」

〇事例2
非論理的思考
「私は絶対に成功しなければならない」

論理的思考
「成功するに越したことはないが、成功しなければ生きていけない訳ではない」

「本当にそうでなければ駄目なのか」と自分に問いかけ、気持ちを楽に出来るよう心掛けてみて下さい。

評価に対するコーピング」以外に、気晴らしになることなら何でもコーピングになります。
例えば、「インターネットでネットサーフィンする」「風景を眺める」「寝る」「宝くじが当たったことを想像する」などです。

ストレスと上手く付き合うためには、ストレスの種類に合わせたストレス対処法を取ることが必要です。

 
事例B:反応に対するコーピング
〇事例1
不安や緊張
などによって呼吸が苦しくなってしまったり、身体がガチガチになっているのであれば、
自律訓練法リラクゼーションによってリラックスする。

こういったストレス対処法は、原因となるストレッサーが、「刺激」なのか、「評価」なのか、「反応」なのかによって違いますし、また「社会的支援」を用いるという方法もあります。
授業内でも実践を通してストレス対処法を身に着けて戴けますので、ぜひ日常生活でご活用下さい。

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