元教師による支援局[教師の方へ] 「私の新任教師時代」 

2016.04.30

4月、子どもたちは期待と不安で迎える新学期。

先生たちにとっては慌ただしい季節ですが、もう日常も落ち着いてきた頃でしょうか。

私が大学を卒業して、新任の国語科の教師として赴任したのは、もう40年以上前のことですが今でも当時のことはよく覚えています。

運よく、地元の中学校に勤めることになりましたが、右も左もわからない状況でとにかく大変でした。

1年の学級担任、授業は1年、3年の国語と1年の社会を担当ということで、教材研究は3つ、学級経営も当然しっかり取り組まなければならず、無我夢中だったように思います。

他の先生たちに比べて、授業時間数も校務分掌も大変な気がして、嫌な仕事は新任に押し付けるのかな、「何で自分だけが・・・」という思いがありました。

教頭に
「私の授業時数も教科数も、他の先生たちに比べて大変だと思いますが、どうしてですか。」
と聞いてみたところ、
「君ならできると思って決めたんだよ。」という返事。

また、調子のいいことを言うなあ、と思いましたが、
「文句を言ってても始まらない。やるしかない。」という思いに変わりました。

今思うと、最初の1年間の苦労は、その後の教師生活にいい影響を与えたのではないか、少しぐらい苦痛なことがあっても大丈夫、という気持ちを持つことができたように思います。

頑張れたのは、先輩教師の優しさと何より生徒たちとのつながりでした。

新学期、まずは、当然のことですが、生徒たちの名前を覚えること、アンテナを張り巡らせて生徒たちのいいところを見つけて、声をかけてあげることですね。

畑千栄子

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