“梅雨のだるさ”は心のSOS?ストレスと自律神経の関係とは

6月に入り、雨が続く梅雨の季節が始まりました。
湿度が高く、どんよりとした空模様が続くこの時期、多くの方が「なんとなく体が重い」「やる気が出ない」「眠りが浅い」といった心身の不調を感じています。
実はこれ、単なる気象の影響ではなく、ストレスと自律神経の乱れが大きく関係しているのです。

本記事では、梅雨時期に多く見られる“だるさ”や“気分の落ち込み”の正体に迫り、ストレスと自律神経の関係、そして認知行動療法によるセルフケアの方法をご紹介します。

孤独


◆ 梅雨時期に感じる「だるさ」の原因とは?

梅雨の時期になると、以下のような症状を訴える方が増えます:

  • 朝スッキリ起きられない

  • 体が重く、常に疲れている

  • 集中力が続かない

  • 気分が落ち込む、イライラしやすい

これらは気象の変化、特に気圧の低下や湿度の上昇による自律神経の乱れが一因とされています。
自律神経とは、心拍や呼吸、消化などを自動的に調整している神経のことで、「交感神経(緊張・活動)」と「副交感神経(リラックス・回復)」のバランスが重要です。

梅雨のように気圧の変化が激しい環境では、このバランスが崩れやすくなり、慢性的な疲労感や気分の変調を引き起こすのです。


◆ 自律神経とストレスの深い関係

気圧や湿度といった外的要因に加え、心の状態——つまりストレスもまた自律神経に大きな影響を及ぼします。

例えば、仕事や人間関係の悩み、不安の積み重ねは交感神経を優位にし、リラックスできない状態が続きます。すると、体は常に“戦闘モード”となり、休むタイミングを失い、結果として:

  • 睡眠の質が低下

  • 内臓の働きが鈍くなる

  • 免疫力の低下

などの悪循環に陥ります。

これはまさに、ストレスが自律神経を通じて体調に現れる典型例といえるでしょう。


◆ 6月は「心のメンテナンス月間」にしよう

梅雨は、自然環境が大きく変化する季節です。だからこそ、この時期を**「心のメンテナンス期間」**と位置づけることが大切です。

ハートフルライフカウンセラー学院では、こうした心身のリズムに合わせて、セルフケアやストレス対処法を学ぶことの重要性をお伝えしています。

以下に、今すぐ実践できる自律神経を整えるセルフケア方法をご紹介します。


◆ 自律神経を整えるセルフケア 5選

① 朝の光を浴びる

梅雨時でも、カーテンを開けて自然光を取り入れることで、体内時計が整い、自律神経がリセットされます。

② 深呼吸や腹式呼吸

副交感神経を優位にする呼吸法は、緊張状態を緩め、心拍数を安定させる効果があります。

③ 温かい飲み物で内臓を温める

ハーブティーや白湯など、体を内側から温めることは自律神経のバランスを整えるのに有効です。

④ 入浴はぬるめの湯で

38~40℃のぬるめの湯に15分程度つかることで、副交感神経が働きやすくなります。

⑤ 認知行動療法を用いたストレスケア

自分の思考パターンに気づき、否定的な思考の癖を修正することで、ストレスに強い心を育てます。


◆ 認知行動療法で「思考の湿気」を払う

心が疲れたとき、私たちは無意識に「どうせ無理」「また失敗する」といった自動思考にとらわれがちです。

こうした思考のクセに気づき、少し距離を置いて捉え直すことが、ストレスに打ち勝つ第一歩です。

ハートフルライフカウンセラー学院では、こうした**認知行動療法(CBT)**の技法を基礎から学び、実生活に活かせる講座を提供しています。資格取得を目指す方はもちろん、ご自身やご家族の心のケアに活かしたい方にも広くご受講いただいております。


◆ 最後に:6月は「心と体の声」に耳を傾けて

“梅雨のだるさ”は、心と体が「休んでほしい」と訴えているサインかもしれません。そのサインを見逃さず、自分自身を労わることが、これからの人生を健やかに歩むための基盤となります。

ハートフルライフカウンセラー学院では、認知行動療法を中心とした心理カウンセリングの学びを通じて、皆さまが「自分らしく、心豊かに生きる力」を育むお手伝いをしております。

6月はぜひ、ストレスと自律神経の関係に目を向け、「心の湿気」を取り除くセルフケアを始めてみてください。


【関連リンク】

心のケアは、未来の自分への最高のプレゼントです。

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