8月の猛暑対策とセルフケア|認知行動療法で実践する感情のラベリングと行動活性化
2025.08.06
8月は、一年の中でも特に気温が高く、猛暑対策が欠かせない時期です。
しかし、暑さによる疲れは心にも影響します。
だるさや集中力の低下、やる気が出ない…そんな心の不調を放っておくと、生活の質が下がってしまいます。
そこで今回は、学院で学べる認知行動療法(CBT)の視点から、心理カウンセラーとしておすすめできるセルフケア方法をご紹介します。
1. 心の猛暑対策は「感情のラベリング」から
8月は予定も多く、感情が揺れやすい時期。
そんな時は、今の自分の感情に**名前をつける(感情のラベリング)**ことから始めましょう。
例:「不安」「疲労感」「安心」「喜び」
言葉にすることで、感情と自分を切り離し、客観的に見られるようになります。
これは認知行動療法でも有効性が高く、ストレスの軽減につながります。
2. 「行動活性化」で心のエネルギーを回復
心のだるさは、動き始めることで軽くなります。
認知行動療法では、これを行動活性化と呼びます。
ポイントは「小さく始める」こと。
・5分だけ片づける
・ベランダで外の空気を吸う
・短いメールを一通送る
小さな行動は達成感を生み、さらに次の行動を起こすエネルギーになります。
3. セルフケアを習慣化するコツ
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時間を決める:朝や就寝前など、毎日同じ時間に実践
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無理のない範囲で:頑張りすぎないことで継続性が高まる
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記録する:感情の変化や行動量を簡単にメモ
こうした習慣化は、心理カウンセラーが支援する場面でもよく使われます。
自分の心の状態を“見える化”できるため、気づきが増えていきます。
4. 心理カウンセラーからのひとこと
8月は体の猛暑対策と同じくらい、心の猛暑対策も必要です。
認知行動療法の「感情のラベリング」と「行動活性化」を取り入れれば、暑さによる心身の消耗を減らすことができます。
自分のペースを尊重し、セルフケアを毎日の生活に組み込むことで、この夏をより快適に過ごせます。
まとめ
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感情のラベリングで感情を客観視
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行動活性化で小さく動き出す
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習慣化でセルフケアを続ける
学院では、認知行動療法を体系的に学び、心理カウンセラーとして活動できるスキルを身につけられます。
この夏は、心と体の両方にやさしい8月の猛暑対策を始めてみませんか。
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