【認知行動療法の第一人者】石川千鶴が語る“自分を整える技術”とその使命

学院長・石川千鶴

2025.05.07

1.はじめに──心の時代に求められる“行動の処方箋”とは

ストレスや不安に揺れる時代にあって、心をどう保つかは、もはや個人だけの問題ではありません。

私は長年、カウンセラーとして、そして講師として多くの方と向き合うなかで、「考え方が変われば、心も変わる」という事実を、無数の現場で目の当たりにしてきました。

その根幹にあるのが認知行動療法(CBT)です。

これは、心の悩みを「行動」と「思考」の関係から捉え直し、問題に対して実践的に向き合う方法です。

私はこの技術を、「特別な人」だけのものにしたくないと考えました。すべての人にとっての“行動の処方箋”でありたい。それが、私の挑戦の原点です。

2.認知行動療法との出会い──理論との運命的な接点

私が認知行動療法に出会ったのは、私自身が精神的に追い詰められていた時期でした。

当時、私は大手通信会社で管理職を務めていましたが、厳しい上司との関係に悩み、

「自分には価値がないのではないか」
と思い込む日々を過ごしていました。

そんな時、偶然出会ったのが認知行動療法でした。

「考え方が感情を生んでいる」「見方を変えれば、現実の受け取り方も変わる」――

この理論は、私にとってまさに“光”でした。

3.挑戦のはじまり──“ハートフルライフカウンセラー学院”の設立

私は、自分のように苦しんでいる人が、もっと早く認知行動療法に触れられる場をつくりたいと思い、ハートフルライフカウンセラー学院を設立しました。

大学や医療機関だけでなく、民間の立場からも本格的な心理教育を届ける必要があると考えたのです。

学院では、単に知識を学ぶだけではなく、日常生活に生かせる実践的なカリキュラムを大切にしています。

4.教育と普及の実績──1万人以上の心を支えた現場から

これまでに、延べ10,000人以上の方に心理支援・メンタルトレーニングを行ってきました。

講義回数は5,000回を超え、現在は新宿にスクールを設け、対面・オンライン(ZOOM)の両軸で、全国の受講生に対応しています。

また、企業や自治体、学校法人と連携し、ストレスマネジメントやレジリエンス研修も行っています。

プロセス

5.“悩みを理論で救う”──クライエントの声と変化の記録

認知行動療法の魅力は、感情や悩みを「言葉と理論」で整理できる点にあります。

私のもとを訪れた方々が、
「自分を責める癖に気づけた」

「上司との関係を一歩引いて見られるようになった」
と語ってくださる瞬間に、この仕事の意義を改めて実感します。

6.これからの課題と展望──AI時代のカウンセラーに必要な力とは

AIやデジタル技術の進化により、情報や助言は簡単に手に入る時代になりました。

けれど、人の心は今も昔も変わらず、「共感されたい」「自分の価値を見つけたい」という願いに満ちています。

これからの時代に必要なのは、感情を扱える理論的思考”を持つカウンセラーです。

私はその育成に、これからも力を尽くしていきたいと考えています。

7.まとめ──“心を整える技術”をすべての人へ

認知行動療法は、誰もが日常で使える“思考の再構成ツール”です。

心がつらいとき、自分の中に答えを見つけられる力――

それを一人でも多くの方に手渡すために、私は今も活動を続けています。

悩みは、変えられる

その確信を、これからも伝えていきたいと思います。

思考整理

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