「やる気が出ない」「眠れない」は五月病のサイン?連休明けの心を守る習慣
2025.05.01
いよいよゴールデンウィーク。連休を楽しみにしていた方も多いことでしょう。
一方で、「ようやく休める」と感じる方ほど、実はこのタイミングで“心の不調”の芽が育ちやすいともいわれています。
連休中の過ごし方が、連休明けの心のコンディションを大きく左右するのです。
本記事では、ゴールデンウィーク中に無理なく取り入れられる「心のケア習慣」として、心理的な不調を未然に防ぐためのヒントをお届けします。
「やる気が出ない」「眠れない」といった五月病のサインが出る前に、心と体を整える準備を始めてみませんか?
【1.5月の“こころの揺らぎ”は誰にでも起こる】
新年度が始まり1か月。慣れない環境で過ごした4月の緊張がほぐれ始めるこの時期、心と体に“反動”が出やすくなります。
心理学では、こうした時期を「ストレス反応の後期段階」と位置づけ、特に注意が必要とされています。
よくある初期サイン:
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朝起きるのがつらい
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連休中も気分が晴れない
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頭が重く集中できない
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眠れない・寝つきが悪い
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漠然とした不安が続く
これらは、いわゆる「五月病」につながる前段階かもしれません。
休みの間に“しっかり休めていない”“無意識に心を酷使している”状態が、こうした不調を引き起こすのです。
【2.ゴールデンウィーク中に気をつけたい3つのこと】
連休中の心のケアには、特別な道具も知識も必要ありません。
「生活リズム」「情報との距離」「気持ちの言語化」の3つの視点から、心を守る習慣を意識してみましょう。
①【生活リズムを大きく崩さない】
連休中はつい夜更かし・朝寝坊しがちですが、体内時計の乱れは、気分や睡眠に大きく影響します。
朝はなるべく同じ時間に起きて朝日を浴びるだけでも、セロトニンの分泌が促され、心が安定しやすくなります。
②【SNSやニュースから“心を守る距離”を取る】
楽しい投稿や刺激的なニュースがあふれる連休中、知らず知らずのうちに「自分は楽しめていない」「周囲と比べている」と感じてしまうことがあります。
1日数時間だけでも“情報断ち”の時間をつくり、自分自身の感情に集中する時間を意識的に設けましょう。
③【「今の気持ち」を書き出してみる】
心がざわつくときは、言語化することで整理されていきます。
ノートやスマホに、「今どんな気持ちか」「何に不安を感じているか」をそのまま書き出してみましょう。
これは“感情の棚卸し”ともいえる習慣で、マインドフルネスの効果も期待できます。
【3.「休むこと」にも意識を向ける—積極的休息のすすめ】
連休中こそ、「予定を詰めすぎないこと」が大切です。
友人との集まり、家族のイベント、旅行など、楽しい予定であっても「刺激の連続」は心にとってはストレスになり得ます。
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あえて何も予定を入れない「空白の日」を設ける
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好きな音楽を聴く、緑を眺める、散歩する
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「〜しなければ」から「〜してもいい」への意識転換
“がんばらない時間”を許すことで、連休明けの気力と集中力を取り戻しやすくなります。
【4.まとめ|五月病を防ぐのは「連休の過ごし方」から】
五月病は、誰にでも起こりうる心の揺らぎです。
連休明けに心身が崩れてしまう前に、今この瞬間からできる“予防的ケア”に取り組むことが、自分自身を守る第一歩です。
ハートフルライフカウンセラー学院では、こうした日常の心の不調に寄り添う心理学を基礎から学べる講座をご提供しています。
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心と向き合う時間は、自分を大切にする力になります。
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