人との“つながり”をより深めるために─「感謝」と「弱み」を言える自分になる
2025.10.11
10月も中旬を迎え、過ごしやすい気候とともに、夏から秋へと気持ちにもゆとりが出てくる頃です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
先月のブログでは、「自分と他者とを区切る“境界線(バウンダリー)”」についてご紹介しました。
今回は、もう一段階進んで「つながりを深める」ために大切なポイントとして、“感謝を伝える”こと、そして “弱みを言える”ということについてお話しします。
1. 感謝を表す習慣を身につける
誰かが何かをしてくれたとき、「ありがとう」と言える瞬間。
それはごく自然な行為ですが、忙しさの中でうっかり忘れてしまうことも多いものです。
感謝を言葉にすることには、次のような効果があります。
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自分が“受ける”側であることを認める → 一人で抱え込まない。
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相手に「自分の行為が価値ある」と伝える → 人間関係の安心感が増す。
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感謝を言う自分に気づく → 自分自身の幸福感も高まる。
このように、感謝を伝えることは“境界線を引く”ことと矛盾するどころか、むしろ“健全なつながり”を築くうえで必要な要素です。
学院では、カウンセリング技法として「ありがとうワーク」や「振り返りノート」等を通じてこの習慣を身につける機会をご提供しています。
2. 弱みを見せることで関係が深まる
「人前で弱みを見せるなんて…」と感じる方は少なくないでしょう。
しかし、人間関係には “完全な強さ” だけではなく、“共感できる脆さ” があることで、信頼と絆が育まれます。
弱みを言える自分になるためのポイントとしては:
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必要以上に“責任を背負い込まない” → 誰もが限界を持っていい。
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“完璧”を求めず“素直”を選ぶ → 自分にも他人にも寛容になる。
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小さなことから“助けを求める” → 自立と依存のバランスを意識する。
特に、カウンセラーやメンタルトレーナーを目指す方にとっては、「自分も人間である」という姿勢を示せることが、相談者との信頼関係を築く大切な基礎となります。
3. 自分と他者の“つながりレベル”を上げるワーク
今月のおすすめワークをご紹介します:
(1)「ありがとうリスト」
毎晩、 1 日に「ありがとう」と言いたい人・ことを3つ書き出しましょう。
言葉として伝えられたらなお良し。
(2)「助けられカード」
自分が最近「助けてほしい」と思ったシーンを思い出し、それを紙に書き、誰かにシェアしてみましょう。
話しやすい相手、信頼できる相手を想定して構いません。
これらは、講座カリキュラムの中でも簡易ワークとして取り入れられています。
少しずつ実践を重ねることで、“他者とのつながり”を自分なりに意識できるようになります。
4. 学びを“日常”に活かすには
当学院のセッション/講座では、心理・カウンセリングの専門知識に加えて、現場で使えるツールやセルフケア技法を提供しています。
例えば、「境界線を引く」ことを学んだあとは、「感謝を伝える」→「弱みを言える」→「つながりを深める」という流れで実践していくことで、より豊かな人間関係を築きやすくなります。
今後の講座でも、これらのテーマを掘り下げていきます。もし興味のある方は、ぜひ無料スクール説明会や資料請求をご活用ください。
少しずつ寒さも感じられる季節となりますが、温かな人とのつながりが心を温めてくれますように。
皆さまの毎日が、安心と喜びのあふれるものとなりますように。
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