ストレスの原因は自分の考え。考えを変えてみよう

ストレスを解消したいという言葉を聞きますが、
ストレスをつくっているのは、実は自分
コツさえ知ればストレス解消に簡単に取り組めました。

自分の経験をどのように捉えるかで、ネガティブな感情にもなるし、ポジティブな感情にもなります。
何を経験したかではなく、どう捉えたかで、感情は変わるのです。

例1
『夫はまだ年金のもらえない年齢にも関わらず仕事を辞めて家にいる。家族の生活費のことを一切考えていない。腹が立つ』という場合
事実は
『夫は54歳で会社を辞めた。現在は無職のため収入がない。家族3人(夫・私・子ども)の生活費は私の親から援助してもらっている』
いうことです。
このストレスのもとは、
夫は自分勝手でプライドが高いため、周囲にいつも文句を言っており、会社は首になったに違いないし、次の仕事は決して見つからない。今後も収入を得られず、私の親のお金を当てにされる
との考えです。
この考えから、『腹が立つ』との感情が湧き上がってくるのです。

例2
『私は兄弟のなかで一番出来が悪い。虚しい』と言う場合
事実は
『学校の通知表で、兄は5段階評価でほとんどが5だったけど、私はほとんどが3だった。兄は高学歴だけど私は短大卒。』
ということです。
このストレスのもとは
通知表の数値が高い人が、世間では優れた人間と評価されるし、短大卒の私は学歴社会の世の中では認められない
との考えです。
この考えから、『虚しい』との感情が湧き上がってきます。

例3
『娘は覇気がなくいつも家にいる。彼氏ができたことがなく、周囲の人より見劣りするので結婚できない。つらい』と言う場合
事実は
『32歳の娘は、休日は外出することなく自分の部屋で過ごしている。彼氏がいるとの言葉を一度も聞いたことがない。近所に住んでいる同級生5人が全て結婚している』
ということです。
このストレスのもとは
32歳の女性が彼氏ができないのは覇気がない性格だから。娘は私と容姿や性格が似て、容姿が劣り暗い性格の人間だから結婚できない
との考えです。
この考えから、『つらい』との感情が湧き上がってきます。

このストレス状態から抜け出すのは、自分の考えを変えること。
人が違う考えを提示しても、それを受け入れなければ、ストレスは軽減できます。
たとえ、その考えは、人から変といわれようと、自分が受け入れ考えが変われば、ストレスを形成しているネガティブな感情は亡くなってくるのです。

例1の新たな考え
夫は自分勝手でプライドが高いため、周囲にいつも文句を言っており、会社は首になったに違いないし、次の仕事は決して見つからない。今後も収入を得られず、私の親のお金を当てにされる
とは、他人否定の考えから作られたもの。
人の性格は捉え方によって違うものであり、夫が自分の期待通りの言動をするとは限らない。夫の言動は夫の自由。
夫は約30年間働いていたのだから、今の状態は休息&充電の期間。夫に適した仕事を考えて提案してみよう。
と考えることにより、
『腹が立つ』との感情が軽減し、『冷静』などのポジティブ感情が作られてきます。

例2の新たな考え
通知表の数値が高い人が、世間では優れた人間と評価されるし、短大卒の私は学歴社会の世の中では認められない
とは、世の中否定の考えから作られたもの。
通知表は能力測定の一つにしか過ぎないし、学歴もプロフィールの1つにしか過ぎないため、人の価値を表しているわけではない。
自分の価値は自分が創り出していくものであり、私はどのように生きたかをまずは自分で考えてみよう
と考えることにより、
『虚しい』との感情が軽減し、『穏やか』などのポジティブ感情が作られてきます。

例3の新たな考え
32歳の女性が彼氏ができないのは覇気がない性格だから。娘は私と容姿や性格が似て、容姿が劣り暗い性格の人間だから結婚できない
とは、自己否定の考えから作られたもの。
人の生き方、過ごし方、容姿は、個人個人で違うもの。覇気がないと思うよりもおとなしい性格と考え、娘の個性、自分の個性と受け止め、認めよう
と考えることにより、
『つらい』との感情が軽減し、『安心』などのポジティブ感情が作られてきます。

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