中間管理職のストレスの現状と要因

中間管理職のストレスの現状
北里大学公衆衛生学部の和田耕治氏らの報告によると、30~59歳の男性の死因および死亡前に就いていた職業のデータなどを、1980年から2005年まで縦断的に解析したところ、管理職の自殺率は1980年から2005年の25年間で、271%も激増し、管理職の死亡率が5年で7割も増加。
がん、心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳卒中、不慮の事故で亡くなる人は漸減していたのに、管理職と専門職では70%も増加していた。

中間管理職の3つのストレス要因
(1)人間関係のストレス
中間管理職は、上司や部下、他部署のメンバーなど、さまざまな人物とのやりとりが必要になる立場のため、人間関係のストレスを抱えやすいです。
さまざまな人とのコミュニケーションが求められる場面が多いと、「会話が噛み合わない」「配慮がない人がいる」「曖昧な言動が多い」などの、コミュニケーションストレスを感じることも多いでしょう。
頼る場所がなく、ひとりでストレスを抱え込んでしまい、不調になってしまう人も少なくありません。

(2)部下の育成
部下の特性やスキル、仕事へのとりくみかたなどを理解したうえで、指導をおこなうことにくわえ、メンタルケアや相談ごとの解決なども求められます。
自分とは異なる特性をもつ部下の場合、行動の意図が理解できず、意思疎通がはかりにくい場合もあるでしょう。
また、業務に消極的であったり、思うように動いてくれなかったりなど、想定できないことが多いため、部下の育成がストレスとなるケースもあります。

(3)自分に自信が持てず、部下に適切に指示ができない

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