【7月7日】“夏バテ”は心のサインかも?——メンタルから考える夏の体調管理
2025.07.07
梅雨が明け、本格的な夏が始まりました。気温と湿度が高くなるこの時期、「なんとなくだるい」「眠れない」「やる気が出ない」といった心身の不調を訴える方が増えています。
実はこれ、単なる“夏バテ”ではなく、心の疲れ(メンタル不調)が関係しているかもしれません。
本記事では、「メンタルヘルスの視点から見る夏バテ対策」について、専門的な知見と具体的なセルフケア法をご紹介します。
なぜ夏は心が疲れやすいのか?
【1】自律神経が乱れやすい季節
気温の急激な変化や、室内外の温度差は、自律神経に強い負荷をかけます。
これにより睡眠障害・食欲低下・集中力の低下などが引き起こされ、結果として「気力が出ない」状態に。
【2】“休息できないストレス”の蓄積
夏はレジャーやイベントが多く、外的刺激が増える時期です。
一見楽しいはずの予定も、予定過多や人間関係の疲労によって「心の余白」が奪われていきます。
心と体を守る“3つのセルフケア”
1.「予定の棚卸し」で心に余白をつくる
“心の休息”は予定を詰め込まないことから始まります。
カレンダーを見直し、「本当に必要な予定」だけを残して、意識的に空白時間を確保することが重要です。
2.「五感を意識」してリフレッシュ
冷たい飲み物ばかりではなく、温かい飲み物やハーブティーで自律神経を整えるのも効果的です。
また、自然の音(川のせせらぎ・風鈴の音)やアロマを活用することで、五感からリラックス状態を引き出しましょう。
3.「否定しないセルフトーク」で自分に優しく
「こんなことで疲れるなんて」と自分を責めるのではなく、「今は疲れていて当然」「少し休もう」と、肯定的なセルフトークで心を癒してあげてください。
専門家のサポートを活用するという選択
夏の不調が長引くと、「気分の落ち込み」「不安感」「焦燥感」など、本格的なメンタル不調につながる可能性があります。
「最近、なんとなくおかしい」と感じたら、我慢せずにカウンセラーに相談することも大切なセルフケアのひとつです。
当学院では、心理カウンセリングやメンタルトレーニングの実践的な学びを通じて、ご自身や身近な人を支える力を養うことができます。
おわりに:7月は“心の熱中症”にご注意を
気温の高さだけでなく、心も「熱を帯びている」状態になりやすいのが7月です。
意識的に“立ち止まる時間”を取り、自分の心の声に耳を傾けることで、夏を健やかに乗り切ることができます。
今月も、皆様の生活と心の健康を支える情報を発信してまいります。
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